第22回
「つぶっこ太郎」 |
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焼石岳のふもとにある「つぶ沼」の底に住むつぶ(タニシ)の太郎は、たった一人で寂しくすごしていました。そんなある日、太郎は夢をみます。優しい人間の両親のもとで育てられ、美しいお嫁さんをもらい、やがて人間に生まれ変わり楽しく幸せにすごす自分の姿を・・・。
市町村合併前日の公演だったことから、劇のテーマを「愛・絆・感謝」として感動の舞台を作り上げました。
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第23回
「手ぬぐい地蔵」 |
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胆沢に伝わる笠こ地蔵がモチーフ。年季奉公が明けても帰ってこない主人公弥平を心配する両親。ある日弥平は雨に濡れたお地蔵様に手ぬぐいをかけてやりました。思いやりのある弥平の恩返しに、お地蔵様は人間の子どもに姿を変えて弥平や両親を支えます。家族との絆や思いやりを訴える物語。
この年から市町村合併により、「胆沢町」は「奥州市」となり、胆沢町民劇場は「奥州胆沢劇場」として新たな歴史を歩みはじめました。 |
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第24回
「阿呍(あうん)」 |
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忠功寺の仁王像の由来を語る民話をもとに、人間の欲と心について描きました。舞台に登場した仁王像はスタッフの力作。
第7回公演から3回公演として実施してきましたが、第24回は2日間2回公演として、観客1,432人の前で、総勢122名のスタッフ・キャストが「こころ」を一つにして、素晴らしい舞台を作り上げました。 |
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