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奥州胆沢劇場とは 奥州胆沢劇場の歩み 歴代ポスター展  

奥州胆沢劇場とは

~設立の経過~

 昭和59年、胆沢町誕生30周年を記念し、「誰でも気軽に参加できる文化活動」をテーマに当時の青年会が中心となり、町民総参加で始められました。
 もちろん当初は誰もが未知の世界であり、他の市民劇場に研修に行き運営方法などを学習しながら、何とか3月31日胆沢町総合体育館で第1回目の公演を無事に成功させることが出来ました。「胆沢町民劇場の誕生です。」
 回を重ねる毎にレベルは向上し、体育館の設備では舞台に対する不満が生じてきました。もっと大きな舞台で開催したいという大きな欲求が、現在の開催場所である文化創造センター設立の大きな原動力となりました。
 現在は、市町村合併により、平成18年2月20日に「奥州市」となり、胆沢町民劇場は「奥州胆沢劇場」として名称を変更し、新たな歴史を歩みはじめています。


誰でも参加できる
 
 「奥州胆沢劇場」は脚本からスタッフ、キャストまで、全てを市民で創り上げる手づくり舞台です。
 本を書くことから、舞台で演じる人、大道具を作る人から明かりを当てる人や音を出す人まで担当に分かれ、全て市民の手で行います。
 参加者は、小学生の子役からおじいちゃんおばあちゃんまで幅広い年代。
 普段は話すことのない年代の方々との交流は、自己の世界を広げる場となっています。
みんなでひとつに

 活動の場所は、胆沢文化創造センターです。
 公演日までの約2ヶ月この文化創造センターに集い、ひとつの舞台をつくりあげます。スタッフキャストそれぞれが作り上げてきたものが一つのものとなり、観客のみなさんに観ていただくことになります。
 劇が終わるころには、観客のみなさんも一体となり、幕が閉じたときには、やり遂げた達成感と満足感。そして、胸の奥底からこみ上げる感動を、参加者全員で味わいます。
支えてくれる人々

 キャストとスタッフだけでは、奥州胆沢劇場は成り立ちません。
公演を満席にするため、老人クラブや女性の会の券売協力員のみなさんが、前売券を売っていただいていることが大きな支えとなっています。
 また、連日の練習・製作には仕事帰りに立ち寄るスタッフも少なくありません。そんな中暖かい心のこもった夜食を、女性の会等のみなさんからいただいております。
 時代劇などでは小道具や衣装の提供も市民の皆様にご協力いただいております。劇場の「顔」となるポスターも毎年公募でデザインを決定しています。
 このように、様々な形で参加できるのが、奥州胆沢劇場です。
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