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第32回奥州胆沢劇場  
 第32回奥州胆沢劇場
公演日 開演時間 観客数 公演場所
平成28年2月28日(日) 午前の部:午前10時 782名 胆沢文化創造センター
午後の部:午後3時30分 584名
原  作: 佐々木  哲  
脚  色: 胆沢劇場制作部会
演  出: 佐々木 友美子
舞台監督: 加 藤 和 宣
音楽監督: 高 橋 公 貴
参加者数: 97名
協力者数: 82名
 ≪あらすじ≫
 実在した「伊藤まつを」さんをモデルにした作品。
 まつをが出版した、自分の苦労した半生を本に感銘を受けた石川は、まつをの話を聞きに毎週通いつめる。
 明治生まれのまつをは、清一と当時ではまだ珍しい恋愛結婚をする。嫁として、母として、教師として、農村婦人として、時間に追われる毎日のつらい生活に耐え兼ね、長男清男と共に自殺を決意するが、無邪気な長男の姿に我に返り、この子を立派に育てなければと思いとどまる。ところがある日、三歳の三郎を不慮の事故で失い、このままの生活様式ではいけない思うようになる。
 農村女性の負担を減らし、子どもを安心して産み育てられるように様々に生活を変えなければならないと生活改善を試みる。自らが手本となり、台所に流しを付け、ガッチャンポンプを設置したり、配膳を飯台にするところから始まった。
 村長になった清一は、高橋の大火で火災で焼失した小山小学校再建のために奔走するが、村人の反対に合いうまくいかない。反対する村人を翻意させたは、北支で暮らす清男からの資金援助であった。
 戦後の村では、食糧難やGHQの支配で大混乱となり、伊藤家も食糧難に見舞われる。伊藤家での暮らしに希望を見いだせない清男は、村を出てに場を探すために家を出る。
 まつをは女性たちのリーダーとして、女性が変わらなければ新しい社会は築けないとさらなる生活改善を訴え、自らが手本となり実行して行く。
 農村の様々な苦労、悲しみに耐えながら生き抜いてきた農村婦人が、生活の改善、女性の地位向上の為に立ち上がる姿を描きました。
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