第13回
「土」
|
|
戦後間もない小山の一の台地区を舞台に、原野を開拓する夢に燃えた人たちと、地元住民との人間模様を描きながら、協力することの大切さ、夢や希望、そして信じる力を持つことを歌や踊りを加えて訴えた劇でした。
戦後50年、戦後という言葉が色あせてきており、「飽食」だといわれる現代人に、農業の大切さ、自給することの大切さをも訴えました。 |
|
|
第14回 「ありがとう
~青空からの贈り物~」
|
|
現代、そしてこれからの課題である「高齢社会」を若い人たちが中心となって捉え、老人ホームを舞台に、そこに働く一人の主人公と、入所している老人たちとのふれ合いを通して、人間にとって、家族にとって本当に必要なものが何かを理解していく物語でした。
現代社会で最も重要な課題といわれている内容は、非常にタイムリーであり、見に来た観客の皆さんにとっても、問題提起となる舞台でした。 |
|
|
第15回「火種(おぎっこ)
~未来への継承~」
|
|
第15回は江戸時代の胆沢を舞台に「かくし念仏(御内法)」などの精神的な村のよりどころを、度重なる凶作にも関わらず村人同士の助け合いで守り抜いていくという物語でした。
自分たちのふるさとに伝わる習慣や伝統、そして心の中の大事な宝を子から孫へ、そして未来へと継承していくというテーマに大きな拍手が送られました。フィナーレで子供たちが会場内をいっぱいに灯した火種が印象的でした。 |
|